| 銘柄牛について |
■神戸ビーフのように地名にちなんだ名がほとんどですが、その土地で育ったから、という単純なものではなく、必ず神戸ビーフであれば「神戸肉流通推進協議会」のように組織体制が明確であり、その目的や定義が定められています。
■日本の銘柄牛は「和牛系」と「乳用種系」に分けられます。 |
銘
柄
牛 |
和
牛
系 |
黒
毛
和
種 |
■和牛の代表的存在で、和牛の約90%を占める。
■古くは中国、近畿地方を主産地とする役肉用種であったが、現在では全国に広く分布する。
■遺伝力が強く、歩留がよく、霜降りが入りやすいという性質を持つ。
【英名:Japanese Black】 |
【主な銘柄牛】
神戸ビーフ(兵庫県)
松阪牛(三重県)
近江牛(滋賀県)
米沢牛(山形県) |
褐
毛
和
種 |
■肉質は黒毛和種に近い。褐色の体毛で「赤牛」とも呼ばれる。
■韓牛系統の牛を改良した高知系と、熊本県下に飼われてきた和牛とデボン、シンメタールとの交雑種である熊本系がある。
■系統の成立過程も肉質も高知系と熊本系では異なるが、毛色によって品種区分が行われたため、共に褐毛和種と認定された。
【英名:Japanese Brown】 |
【主な銘柄牛】
土佐牛(高知県)
肥後牛(熊本県) |
無
角
和
種 |
■アバーディーンアンガス種(無角牛)と黒毛和種からつくられたもので、昭和19年に「無角和種」として認定される。
■山口県でのみ飼育されるつのの無い牛。毛色は黒毛和種より濃い黒色。
■成長が早く歩留がよい。
【英名:Japanese Polled】 |
【主な銘柄牛】
無角和牛(山口県) |
日
本
短
角
種 |
■ショートホーンの改良種。放牧能力に優れており、東北地方の放牧形式に向くため東北でのみ飼育されている。
■成長が早く、体格は比較的大型なサイズを標準とする。
■和牛として認定されたのは昭和32年で、和牛の中では一番若い品種。
【英名:Japanese Shorthorn】 |
【主な銘柄牛】
八甲田牛(青森県)
十和田牛(青森県)
たんかく和牛(岩手県) |
乳
用
種
系 |
乳
用
種 |
■ホルスタイン種(黒白斑牛)。もともとはヨーロッパの各地に生息し、世界で最も歴史の古い品種。アメリカに輸入された時ドイツのホルスタイン地方からで、乳専用種として改良される。
■雌は乳牛、雄は食肉牛となる。 |
【主なもの】
白川牛(福島県)
那須高原牛(栃木県)
鳥取牛(鳥取県) |